伊丹ミュージアムの『タピオ・ヴィルカラ 世界に果て』へ

数年前、東京ステーションギャラリーでヴィルカラの伴侶ルート・ブリュック展を観覧したことを

思い起こしながら観覧した。おまけとしてルート・ブリュック 『ライオンに化けたロバ』が今回

入口付近に唯一展示してあった。

ヴィルカラの基本姿勢は職人である。自然を享受し手を動かして考える。

多忙を極め心が枯渇する前にフィンランド最北地ラップランドへと帰り手つかずの原野に想像の場を求める。

展示作品は多岐に渡る ガラス。磁器。銀食器。積層材による彫刻。紙幣。照明。グラフィック。

作品の写真撮影は可能だったが心に留めるようにした。

何点もある積層材による彫刻のフォルムは何度も何度もドローイングし試作し、これ以上も以下もない最後の結晶。

作品には触れられないが頭の中の手で触ってみる。気持ち良さそう・・

ヴェネチアのガラス職人との共同で作った瓶のボッレやお皿のピアット・ディ・タピオ

光が透過する色彩とフォルムに長時間足が止まる。

全体に見応えがあり滞在予定を大幅に越えた。開催中もう一度行ってみたい。