ルイジアナ近代美術館へ

コペンハーゲン中央駅から最寄駅まで30分で下車、そして住宅地や並木の間を抜けて15分ほど歩く。

邸宅を改修しているので看板やモニュメントがなければ美術館とは感じられないほど入口は小さい。


建築は孤を描きオーレンス海峡に開いた中庭を抱く。地下階から地上階へと無尽の作品が並ぶ
自然と建築が分かれなく融合され、鑑賞に疲れた頃に自然を感じられる心地良い場所が現れる。
邸宅として使用されていたときの設計も体感してみたいと思わせる。

ジャコメッティも多く並ぶ

今回のメイン展示はFirelei  Baez  ドミニカ出身
バエズのテーマは西洋の犠牲となった名も無いない人たちの物語。
醜怪なインパクトもあるが、美術館に1日居て何度もそこに戻るほど惹かれた。
小さな習作も多く展示されていた。

スウェーデンを向こうにオーレンス海峡は一日の中で色々な表情を見せてくれた。


2月末にレヴィレンツの建築を主体に巡ってきた。今更ながら掘り起こしてみた。
コペンハーゲン国際空港からコペンハーゲン中央駅に。 雨。この先も当分雨時に曇り
傘をさして、まずグルントヴィークス教会まで1時間程かかるがとぼとぼと歩いてみた。

家船が何艘も係留中 船舶のフォルム良く、尚居心地良さそう

寄り道の果て2時間かかりグルントヴィークス教会 屋根改修中 


装飾も華美なものはなく様々な建築様式が統合されている
ステンドグラスも取り入れられず、ただ黄色い煉瓦一色の重なりによる重量と密度が
深淵さを生んでいる。