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india 2 ROR co.,ltd(ロール株式会社)

ムンバイからバラナシへ

 

ローカルで時間の流れもゆったりと感じるが、ムンバイ空港と同じくセキュリティーに軍人が配備されている。バラナシも観光地化されてきているのか新しい4車線道路も近くまで貫通されている。宿までのタクシーはアクセル全開で時折逆走してくる車両もあり体に力が入る。

 

宿に荷物だけ預けて陽が沈む前にオートリキシャーでヒンズー教の聖地ガンジス川流域を目指す。時々運転手の横に運賃フリーで地元の人が乗車してくる。ボリウッド音楽を大音量で流しながら駆ける。ガンジス川が近ずくにつれ大混雑になってくる。日本の元旦初詣の人混み並みを車、バイク、オートリキシャーが行き交う。身体感覚がいいのか不思議と誰もぶつかったりしない。

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陽は落ちたが、礼拝には間に合った。欧州からの観光客が多い。1時間ほどの礼拝を舟に乗って見ていたが、そのエネルギーに放心した。

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翌日、朝から舟を出してもらい聖なる火葬場のマニカルニカー・ガートを眺める。木を焚べて死者が荼毘にふされる。近親者が泣くと焼く時間が長くなると言われ輪廻からの解脱を信じて待つ。風もなく煙が真っ直ぐ登る。近くで沐浴する人、クリケットの真似事をする子供達。死者が灰になると川に流す。全てに境界がない。

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川の中洲は、もう暫くすると雨量が増して川底に沈む。

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町中を歩くと犬が多い、犬種は1種類で色が違うくらいだ。

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牛ともよくすれ違う。

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2015年のネパール大地震の時に南方に位置するこの地も災害に遭った。ほとんどの家屋が煉瓦積なので倒壊した民家も見受けられた。

 

食事は衛生的な伝統料理の店よりも、ここ大丈夫か!と思わせる店の方が美味い。胃腸の弱い自分は幸運にも1度も腹は下さなかった。

 

町中を西に移動しガンジス川に戻る、サリーが干されていた。

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河岸の倉庫の屋根、オクタゴンを中心に鑿切された石を組み合わせ鎹で結ぶ。

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